カリフォルニア工務店の江口です。
僕たちは総勢9名、自分で言うのもなんですが少数精鋭。
組織なので役割は決まってますが、時には役割を飛び越えて対応することもしばしば。
今回は学びが多かった現場での話。
サーファーズハウスが完成したので、フェンスの工事を行おうとしたところ現地を見て問題が!
既存フェンスとU字溝がくっついてるではあ~りませんか。(古っ)
既存フェンスをいじれば間違いなくU字溝は壊れてしまう、そのくらい経年劣化が見られるU字溝。
境界から所有者を把握。
Aはサーファーズハウスのオーナー
Bは隣地
Cは行政
今回の問題はAとC
A所有のフェンスを壊せば間違えなくCのU字溝が壊れる。
その場合って?
早速CにTEL。
予想通り、Cの回答は『フェンス新設工事によりU字溝が壊れた場合は修復義務はAにあります』と。
であれば先にU字溝を直すか同時にやるかしてよ!と心の中で叫びながら丁重に現調願いを申請。
Cを呼んでの現場打合せ。
Cの担当者がとても良い方で、即答は出来ないがU字溝の新設を前提に協議してくれるとのこと!
いつも現場で作業している方にしてみれば日常茶飯事のこと。
でも、普段営業として動いている江口としては現場でのこういう問題はとても新鮮でして・・・
今回は施工業者に外構業者も同席してくれCを説得。
アウェーだけどサポーターが集まってくれた感じ、そしてスコアレスドローで勝ち点1みたいな。
良い方向に話が進みました。
結局、人であり誠意だったり思いなんだよな~と。
不動産や建築業界はクレーム産業と言われるくらいトラブルが多いのが現実。
お客様にとって土地や建物は高価な買い物であり財産なわけで。
※現場での一コマ、江口の話す相手は業者ではなくお客様。
お客様というか仲間ですねwww
良い仲間に恵まれ大きなトラブルもなく2023年が終わりそうです。
今年も一年ありがとうございました。